「オーガニックオーバーナイトオーツ麦」は、有機認定を受けた素材だけを使用。素材は、一部海外の有機食材サプライヤから調達されていることから、個々の農場まで直接追跡することができない場合がありますが、
オーバーナイトオーツ麦の材料の大部分はオーツ麦そのものです。
オーツ麦ストーリー
有機オーツ麦は、フィンランドから仕入れています。その理由は、「世界一」だからです。
オーツ麦は、フィンランドでは夏作物。1日の日照時間が22時間という「日の長い」夏季に栽培されます。そのため、夜間に呼吸のためのエネルギーをあまり使いません。こうした独自の栽培条件は、キアラピュアフーズの定評あるオーツ麦の優れた品質の一因です。
フィンランドは、ガルフ・ストリーム(湾流)という、ノルウェー西海岸沖を流れる暖流の影響で、他の高緯度の国と比較しても温暖。北極圏に近い国の中でも最大の農業国となれたのものそのおかげです。
私たちは2014年にフィンランドを視察。オーツ麦の加工を行う製粉工場のほか、オーツ麦農家のアン・ブリットさんを訪問しました。写真をご覧いただくと分かるとおり、とても寒く、畑のどこを見てもオーツ麦はありませんでした。毎年4月か5月になると、アン・ブリットさんは、160ヘクタールの畑の半分にオーツ麦を植え、9月に収穫。残りの半分には何も植えずに休閑地にするか、マメ科の植物を植えて土地の回復を図るそうです。
収穫されたオーツ麦は、製粉所で外皮を取り除き、蒸気を当てた後、ローラーで押しつぶして「ロールドオーツ」を作ります。外皮の約1割は製粉所で使う電力の発電に利用し、残りは畑に戻して堆肥にします。