Mike, Springsure, Qld – クイーンズランド州スプリングシュアのマイクさん

Meet The Farmer

Meet The Farmer
若い小麦を調べるマイクさんとロブさん
小麦は8月頃までに成熟する。穀粒が形作られていく様子
トウモロコシは夏季にかけて成長し、6月に収穫される
とうもろこしはスイートコーンのように見えるが、ゆでて食べることはできない!
マイクさんの畑で育つホワイトソルガム
ソルガムの出来を調べるマイクさん
6月頃までには ホワイトソルガムが成熟
収穫間近のソルガム
いよいよ収穫に臨む
チェイサートレーラから移された穀物はトラックで製粉所まで運ばれる。
忙しい収穫日。作業を終えて帰宅する時間に。
収穫後、残った茎(切り株)でマルチを作り、土壌の肥沃度を改善 

マイクさんは、ホワイトソルガム(白たかきび)、ヒマワリ、硬質小麦(パン生地に最適)、軟質小麦(ケーキ作りに適する)など、さまざまな作物をキアラ向けに栽培しています。

クイーンズランド州中部に2400ヘクタールの有機農地を所有。1963年に家族が取得した土地です。スプリングシュアの外れにある農場で妻と2人の娘と暮らすマイクさん。

とうもろこし、ソルガム、ヒマワリはどれも夏まき(1月)1年生作物です。マイクさんは、夏季の降雨状況を考慮して、どんな作物を作付するかを決定します(何も作付けしない場合もあります)。

オーストラリアでは小麦は冬作物で、5カ月かけて栽培した後、10~11月頃に収穫します。

有機農家は、主な作物の次の作付けまでの裏作期に豆科植物を栽培することで土壌に窒素を戻します。堆肥化によっても、窒素とカリウムの含有量を増やすことができ、土地の肥沃度が改善します。通常の農法では、これは工場で製造された肥料によって行われます。

有機作物の出来不出来は、土壌の栄養分について農家がどれだけ熟知しているかに左右されます。とは言え、最終的に作物の出来を決めるのは、どんな場合でも天候であり、どんなに優秀な農家でもこれをコントロールすることはできません。

農場から出荷された穀物が、製粉所に到着後、どのような工程を踏むかについては。

動画による製粉所バーチャルツアーをご覧ください。